「アップセル機能」活用術

クラフトカート®の「アップセル機能」活用術
クラフトカート®の「アップセル機能」活用術

『クラフトカート』は、豊富なセール機能と柔軟な独自のカスタマイズで、日々の業務ストレスを軽減する簡単操作を特長の一つとしています。

今回は、「豊富なセール機能」に「柔軟な独自のカスタマイズ」の掛け合わせでECの販売戦略に欠かせない機能のご案内です。

目的は「顧客あたりの売上単価の向上」

【アップセル管理】

アップセルとは、特定商品の購入者や購入希望者に対して、その商品より上級の商品を提案するプロモーション手段の一つです。

クラフトカート®の「アップセル管理」の基本的な機能の働きは、ユーザーが特定の商品をカゴに入れた後の購入フローで「提案した別の商品」を購入した場合下記のようになります。

「優位な商品をカゴに入れる+カゴの中に入っていた商品を削除」 のダブルアクション

これは、「アップセル元商品(ユーザーが最初に購入を決めた商品)」がカゴの中に入っている購入フローにおいて、出力内容で設定されたHTML(その商品よりも上級の商品を提案した内容)を出力するという基本機能です。

そして、デフォルトで設定されている出力内容のHTML部分に「アップセル先商品(上級の提案商品)」を動的に出力するという機能が追加されて、こちらの商品を購入し直した場合(アップセル成功)「アップセル元商品(ユーザーが最初に購入を決めた商品)」はカゴから削除されます。

アップセルの設定方法

  • アップセル元商品:要設定
  • アップセル先商品:要設定
  • 出力内容: デフォルトで設定されているクラフトカートタグを使用

【アップセル管理】を応用した【クロスセル】

クロスセルとは、特定の商品を購入しようとした場合に、買おうしている商品の関連商品をオススメする事。
購入した商品に対して、プラスアルファで関連商品をついでに買ってもらおうという提案なので、購入した場合は下記のようになります。

「カゴの中に入っていた商品を残したまま、関連商品もカゴに入れる」 というアクション

「商品一覧>クロスセルしたい商品」の「タグ」リンクを出力内容に設定して、カゴに入れるボタンを表示する。
アップセルボタンは「アップセル先商品」で設定した1つしか並べられませんが、クロスセルはタグを追加するだけなので幾つでも並べることが可能です。

ユーザーが購入を決定した商品と一緒に使うと「効果的なもの」「便利なもの」を提案し「ついで買い」を促すことができます。

クロスセルの設定方法

  • アップセル元商品:要設定
  • アップセル先商品:必要なし
  • 出力内容: 「商品一覧>クロスセルしたい商品」の「タグ」リンクを使用

いずれの場合も、デフォルトの出力内容HTMLは「ボタン」が出るだけですが、ショップ独自のデザイン編集が可能なので、ユーザーをより高い方の商品や定期商品に誘導する魅力的な「アップセル」や、ついつい一緒に購入してしまいたくなる関連商品のオススメを「クロスセル」で行って下さい。

「アップセル・クロスセル」については、こちらの記事も是非参考にして下さい。