EC用語解説
EC用語解説

よく耳にするEC用語を簡単に解説

検索したい言葉の頭文字から検索して下さい。(アルファベットはカタカナ読み)
ワードによっては複数の意味や解釈があるものも、ここでは「EC用語」としての意味を解説しています。

あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ・を・ん

あ行

アップセル
特定の商品を購入しようとした場合に、買おうとしていた商品よりもショップにとってより優位な商品をオススメする事です。

アドネットワーク(Ad Network)
広告媒体のWebサイト(Webサイト、ソーシャルメディア、ブログ等)を集めて広告配信ネットワークを形成し、多数のWebサイト上で広告を配信する広告配信手法。
複数のサイトを取りまとめた広告ネットワークのこと。

アフィリエイト広告
インターネットを利用した広告宣伝のひとつで成果報酬型の広告のこと。EC運営者(広告主)が特定の商品やサービスをWEBサイト運営者(アフィリエイター)に紹介(販促)を依頼し該当の商品やサービスが購入された場合、発生した利益に応じてWEBサイト運営者に成功報酬を支払うインターネット広告手法。
「アフィ、アフィリ」など略されて呼ばれることがあります。

イニシャルコスト
新しく事業を始めるなどにあたり、稼働するまでの間に必要になる費用(初期費用)のことで、機材やシステムの導入費用、建築物の建築費などを含む「スタートまでの準備にかかるすべての費用」

EC(イー・シー)
Electronic Commerce(エレクトロニック・コマース)の略で、「電子商取引」のことです。これは、インターネット上での電子的な情報通信による商品やサービスの売買、決済、契約などを行うことです。(ECサイト)

インプレッション
Webサイト上に広告が表示された回数のこと。(インプレッション数)
広告が1回表示されるごとに「1インプレッション」とカウントする。広告を掲載しているページが表示された時でカウントされます。ページに掲載されている広告の数がカウント対象となり、表示されたページに広告が2つ掲載されていれば、1PV(ピー・ブイ)につき2インプレッションとカウントされます。

インプレッション課金型広告
インターネット広告の課金方式のひとつで、広告の表示回数に応じて課金されるもの。
ユーザーのアクションに対して課金する方式(成果報酬型広告)に比べて、広告主側にとっては費用対効果が不透明なところもあり慎重に検討するべきとも言える。
主に、ディスプレイ広告やSNS広告などで使われる課金方式。

ASP(エー・エス・ピー)型システム
Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダ)の略で、データをインターネット上に保存・管理し複数のショップで共有できるシステムのこと。ASPカートとも言う。(SaaS型システム)

A/Bテスト(エー・ビー・テスト)
ABテストとは、ベースのページに対して変更(訴求ポイントなど)を加えたテストパターンを用意し、ユーザーをそれぞれのページに振り分けどちらがより高いCVRを得られるのかを統計学で検証する手法。

SEO(エス・イー・オー)
Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略。検索エンジン最適化のこと。検索エンジンの検索結果において特定のキーワードでサイトが上位に表示されるようサイトの構成などを調整することです。(SEO対策)

SNS(エス・エヌ・エス)
Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、直訳すると「社会的な繋がりを提供するサービス」となります。ネットワーク上で個人間のコミュニケーションを目的としたサービスで、代表的なものでは、Twitter、Instagram、Facebook、LINEなどがあります。

LTV(エル・ティ・ブイ)
Life Time Value(ライフ・タイム・バリュー)の略で直訳すると「顧客生涯価値」という意味。顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益のことで、初めての購入から最終購入までの期間に支払った合計金額から、この顧客を獲得、維持するために投下した費用を差し引いた額で算出されます。

LP(エル・ピー)
Landing Page(ランディングページ)の略で、一般的にはひとつの商品やサービスを売るために「専用のページ」として制作した一枚のWEBページのことを指します。

か行

カゴ落ち
購入ボタンを押し、カートに商品が入っているにもかかわらず「購入完了」に至らない状態をさします。カゴ落ちの理由として考えられるのは「購入フローが複雑」「重い」「面倒」「決済画面で別ページが表示され不安」などがあり、いずれも改善しなければ大きな機会損失になります。複雑なフローをシンプルに改善、カートシステム自体に「カゴ落ち防止」の対応がなされているかなど見直してみるのがいいでしょう。

キャッチコピー
人の注意をひくために簡潔に書かれた文章のことで、商品やサービスの広告などに用いられるもの。
限られた短い文章で、購買意欲をそそるような魅力的でインパクトを持たせるための売り文句のこと。

クロスセル
特定の商品を購入したところで、購入した商品の関連商品をオススメする事です。

検索アルゴリズム
Google等の検索エンジンが検索結果でサイトにランキング付けをするための計算に用いられるもの。サイトの重要性や関連性を評価し、検索結果の表示順位を決めるプログラムのこと。

コンテンツ
電子的な手段で提供される情報の中身のこと。サイトの中にある文章や画像などを指し、WEB上で検索エンジンが検索キーワードとの関連性を評価する際、質の良し悪しが検索結果の表示ランキングを左右する。

さ行

SaaS(サース)型システム
Software as a Service(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)の略で、データをインターネット上に保存・管理し複数のショップで共有できるシステムのこと。(ASP型システム)

サムネイル
直訳すると「親指の爪」となります。親指の爪のように小さい「画像」という意味で、一覧などで「縮小して表示される画像」のこと。商品を販売しているショップなどでは、テキストの解説だけではイメージしにくいため「サムネイル画像」はユーザーの目をひくために重要な役割を果たします。

CRM(シー・アール・エム)
Customer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の略で「顧客関係管理」のこと。一般的には「顧客管理」と略される場合が多い。

CSV(シー・エス・ブイ)
Comma Separated Values(コンマ・セパレイティッド・バリュー)の略で、「カンマ区切り」ファイルともいいます。ファイルの拡張子は「 .csv」
Excelファイルと混同されがちですが、使用目的や性質が違うためCSVファイルの作業を行う際は理解が必要になります。
【CSVファイルのトラブルについて】

CTR(シー・ティ・アール)
Click Through Rate(クリック・スルー・レイト)の略で、クリック率のことです。広告が表示された際のクリックされる割合を表します。算出方法は【クリック数÷インプレッション数】
広告やコンテンツが表示された回数に対してどのくらいの割合でユーザーにクリックされたかという指標で、WEB広告などの効果を測る時などに使います。

CPA(シー・ピー・エー)
Cost Per Acquisition(コスト・パー・アクション)の略で、「顧客獲得単価」のこと。
顧客獲得単価とは、1人(1件)の新規顧客を獲得するためにかかった広告コストのことで、広告に対する費用対効果を確認する上で重要な指標です。

CVR(シー・ブイ・アール)
Conversion Rate(コンバージョンレート)の略で「コンバージョン率」のこと。

従量課金
サービスを利用した量に応じて料金が発生する料金体系のひとつ。通販システムの場合、固定費とは別に「売上」に対して何%という料金が発生するなどが「従量課金制」にあたります。

指名キーワード
自社で運営している「サイト名」「商品名」「サービス名」「店舗名」「会社名」「ブランド名」などのこと。
リスティング広告で入札、配信するキーワード

成果報酬型広告
EC運営者(広告主)が特定の商品やサービスをWEBサイト運営者(広告媒体)に紹介(販促)を依頼しサイトに掲載してもらう。掲載した広告を経由して該当の商品やサービスが購入された場合、発生した利益に応じてWEBサイト運営者に成功報酬を支払うインターネット広告手法。ユーザーのアクションに対して課金する方式なのでEC運営側のリスクは少ないが条件によって反応が遅い、少ないという場合もある。
主にアフィリエイト広告の課金方式。

た行

ディスプレイ広告
WEBサイトの広告掲載枠に表示される画像広告、動画広告、テキスト広告のこと。
バナー広告、コンテンツ連動型広告とも呼ばれる。

同梱
ひとつの荷物(郵送物)の中に一緒に別のものを入れることです。
「A商品とB商品を同梱で発送する」や、「商品にお手紙を同梱して発送する」などという使い方をします。

独自ドメイン
ドメインとはインターネットにおける「住所」の役割を果たすものであり「独自ドメイン」は、サイトの用途や目的を象徴するドメインを独自で取得したもの。世界中で唯一無二となるものです。

トラフィック
通信回線上で一定時間内に転送されるデータ量のことですが、場面によってはサイトやページの間を行き来する訪問者の流れを意味します。アクセス解析などではこれを一定時間で計測することで利用状況を確認します。

な行

は行

パッケージシステム
既に存在するシステムを個別のショップ専用にカスタマイズしたもの。

PV(ピー・ブイ)
Page Views(ページ・ビュー)の略。WEBページがどのくらい閲覧されているかを測る、最も基本的なアクセス数の指標のひとつです。WEBページを1画面開けば1ページビューとカウントされます。

ブランディング
ブランドとして広く認知されていないものを育て上げる、ブランドに対する信頼や価値を高めていくマーケティング戦略といった意味合い。

フルスクラッチシステム
個別のショップのために0から構築するオーダーメイドシステム。(独自開発システム)

ベネフィット
ビジネスシーンで「利益」「恩恵」を意味します。ECでは主に提供している商品やサービスによって、利用したユーザーが体験を通してどのような「実感」「満足」「問題解決」を得ることができるかというニュアンスになります。

ま行

モール
「ECモール」「モール型ECサイト」などのことを指します。複数のECサイト(ショップ)が集まってひとつの大きなお店(ショップ)になっている場所のこと。代表的なのは「Amazon」や「楽天市場」などです。
このような場所にEC(ショップ)を出店することを「モール出店」といい、独自でECを運営することを「自社サイト」「公式オンラインショップ」などいいます。

や行

ら行

ランディングページ
一般的には、ひとつの商品やサービスを売るために「専用のページ」として制作した一枚のWEBページのことを指します。(Landing Page)を略して「LP(エル・ピー)」と呼ばれることが多い。

ランニングコスト
企業が経営を維持していくために必要な費用のこと。機材やシステムなどを管理・運営して使い続けるために必要な費用のことのことを指します。

リスティング広告
検索エンジンの検索結果にユーザーが検索した検索語句(キーワード)に連動して掲載される広告のこと。
検索連動型広告、PPCとも呼ばれ、広告がクリックされると費用が発生します。
Google、Yahoo!といった検索エンジンの検索結果上部や下部広告枠の上位に表示されるように調整し運用する広告。

レコメンド
直訳すると「推薦する、おすすめする」という意味になります。EC用語としてはユーザーの購入履歴や閲覧履歴などを元に好みに合った商品をタイミングよく提案する手段のことです。

ロイヤリティ
特許を含む様々な権利を包括した使用料を指すもの。(モール系出店でいうこところのこれは、「システム使用料(手数料)」のことで、売上の○%という形で差引かれ(支払う)るものに値します。)

わ・を・ん